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作詞講座入門編・起承転結について(実践2)

さて、まだまだ続きます。
くどいようですが、私が忘れそうなので公式と戦略をまたおさらいしまーす。

たぐい式公式1:■1行単位の「転」は、「描写」と「比喩」の切り替えで作ることが出来る。(単なるモノの場合)
たぐい式公式2:■カタマリ単位の「転」は、「テーマをスライドさせる」ことで作ることが出来る。

■今回の戦略
----------------------------------------------------------
<カタマリ1>
起+承/テーマ:スプーン
【褐色のテーブルの上には 一本のスプーン】・・・起(描写)
【こびりついている コーヒーの跡】・・・承(描写)
【嘘をついた後のように】・・・転+結(比喩)

<カタマリ2>
転/テーマ:後悔
【○○○○○○】・・・起(描写)
【○○○○○○】・・・承(描写) ※起と同化するかも
【○○○○○○】・・・転(比喩?)
【○○○○○○】・・・結(比喩or描写) ※転と同化するかも

<カタマリ3>
結/テーマ:未定
【○○○○○○】・・・起(描写)
【○○○○○○】・・・承(描写) ※起と同化するかも
【○○○○○○】・・・転(比喩)
【○○○○○○】・・・結(比喩or描写) ※転と同化するかも
----------------------------------------------------------

で、前回はカタマリ2の「遠くからの描写」をやりました。
結果はこうです。

【まだ強い日差し
ざらついたコンクリート
ひび割れた点字ブロックの上
背中から投げかけられた声】

この中で「起承転結」させればいいんじゃないの?って思った方、それはそれでOKです。
んでも、ただでさえ最初のテーマが「スプーン」な上に、後悔の内容が凄く薄いので、
ここはもうちょっと頑張って、後で気に入った材料だけ使うやり方の方がマシになる…と信じて、続けていきたいと思います。

さて、続き続き。

---------------------------------------------------------
■カタマリ2:例2(近くからの描写)

さて、近くからの描写です。

①:彼の描写

うちの高校はジャージがダサかったので、多分ジャージじゃないと思うんだけど…覚えてないなぁ。
面倒なので、普通にGパンにTシャツとか着てたたことにするか。(高校は私服でした)
彼は坊主だったはず。んでも、後ろにいたから、表情は分からんのよねー。
あー、そう言う意味では坊主もTシャツも見えないのか。失敗失敗。

えーとつまり、「背中から投げかけられた声」を使うなら、「彼の見た目」は書けないわけです。
理由は簡単で、このシーンで私は、彼を近くから見ていないから。
彼の見た目を書くなら、「私が振り向いた」動作を入れる必要があります。

こーいうちょっとした矛盾は、目立たなければシカトしていいって考えもあるんですが、
結果として、詩がとっ散らかった感じになったり、意味もなく言葉を並べたように見えてしまうケースが多いので、
わざと「散らかった」感じを出したいのでなければ、お勧めできません。
今回みたいに、元のテーマ自体に大した意味がない場合、尚更です。

で、どうすればいいかというと、「じゃあ、私は何を見ていたか?」を書けばそれでよしです。
多分目の前の階段を見てたとか、関係ない方を見てたとかですね。「彼を見てなかった」ってのもアリだな。
それを描写します。
めんどいので、同様の動作は説明を省いていきます。

① 私は空を見ていた。
①' 夕焼けの空を見ていた。(詳細化と「私」の省略)
①'' 鮮やかな夕焼けを見ていた。(更に詳細化、「空」の省略)
①''' 鮮やかな夕焼け(「見ていた」を省略)

はい、次。

---------------------------------------------------------
②彼の声の描写

どんな声だったっけ。多分、あんまり大声じゃないだろうな。
かといって小さいって訳でもないだろう、聴こえたんだし。
まぁ、普段ハキハキしてた割には言いにくそうな、ごにょごにょした感じだったと思います。

・普段と違う
・迷ってるみたいな
・ごにょごにょした

…ちょっとカッコつけた言い方で言い換えるってーと…
②躊躇いがちな声

とかでいいかな。

おっけ、次。
---------------------------------------------------------
③話した中身の描写

ここでセリフを直接入れるのは最初はやめておきましょう。
「七生の間、汝を愛し抜くと誓おう」なんて、インパクト溢れるセリフを
相手が喋ってくれたなら、そのまんま頂くことも可能ですが、
そんな猛者は中々いません。

「ありがとう」とか「好きだ」みたいな、よく歌詞に使われる直球セリフを持ってくる手もありますが、
どーしてもクサくなるので、使い所が難しい。
何が何でも入れたい場合のために取っておいて、慣れない内は避けたほうが無難です。

じゃあどうするかというと、「どんなコトを話したか」にします。
同じだろうって?違うんだなぁ、コレが。
何が違うって、加工のし易さが格段に違います。
プラス、加工すると話した内容が直接見えなくなるので、読み手が勝手に妄想してくれます。

「俺と付き合ってみない?」って書いてあると、そのセリフを言われたことがある人しか共感できませんが、
「想いを告げてくれたキミ」って書いてあれば、「ずっと前から好きだった」も、
「愛してる。俺と結婚してくれ」も、「言い出せなかったんだけどさ、実は好きな人が出来て…」であっても全部該当します。
そういう作戦です。

で、実際何話したっけなー。あんまり覚えてないんだよなあ。
「好きだって言ったらどうする?」とか、「お前のこと、嫌いじゃないよ」とか、
「付き合ってみても面白いかもよ?」みたいなノリだった気がします。
私はと言うと「へー」とか「あはは~」とか言ってスルーしたような気がする。
それだけだったような。
…書きにくいなぁ、もう!

「付き合ってみても面白いかもよ?」「へー」だったことにして…いける、か?

③二人での未来へ誘ってくれた
く、苦しい…。

③'手を差し出してくれた
「二人での未来」がイケてない気がするので(イケるケースもあるはずなんですが…)省略。
誘う⇒手を差し出す、に言い換えてみました。

③''差し出された手
順序変更、とりあえず元のやりとりが見えなくなったのでよしとしよう。

続いて、私の「へー」の描写。
彼のセリフを「差し出された手」とするならば、私の態度はどう書けばいいかな。

④無視した
⇒流石にアレなので、カッコつけます。
④’振り向きもしなかった

これでいいか。

というわけで、並べます。

---------------------------------------------------------
■カタマリ2:例2「近くからの描写」

【鮮やかな夕焼け
躊躇いがちな声
差し出された手
振り向きもしなかった】

散文調ですが一旦これで。

更に続きます。


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  1. 2011/02/13(日) 20:54:13|
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